WORKS

Where The  Wild Things Are 

Construction
TOKYOKENCHIKUPLUS

plateau gallery vol.01
Where The  Wild Things Are
湯浅良介

今月から不定期でマイペースに「plateau gallery」というシリーズ展示を開催します。

第1回は、いま注目される建築家の一人、湯浅良介さんのドローイング展です。

建築の工務店が営む本屋さんとして、創作や建築空間と本のつながりを表現する場や機会を、長らく模索していました。そんななか、湯浅さんの作品に出合いました。

湯浅さんの建築作品は、いつもどこか映画のセットのよう。そしてドローイングは、物語のワンシーンのよう。とても抽象的で不思議な魅力を持っています。そしてなにより、湯浅さんはきっと本がお好きだと直感しました。

ミヒャエル・エンデの『モモ』や『はてしない物語』、サン=テグジュペリの『人間の土地』、ジュール・ヴェルヌの『海底2万里』など、湯浅さんと昔夢中になった本をめぐって語り合ううちに、子どもの頃に影響を受けた本を思い出しながら、現在の創作とのつながりを探るような展示をしよう、という方針に収斂していきました。

こうして、この企画plateau galleryが生まれました。

今回、湯浅さんは大好きな絵本3冊を挙げ、その読書体験や子どもの頃の場所や空間の原体験の記憶をクロスさせながら、50点のドローイングを描き下ろしてくださいました。

皆さんも知っている絵本の世界を、湯浅さんがドローイングを通してどのように表現されたのか。ぜひご覧ください。

皆様のお越しをお待ちしております(nie)

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